YG性格検査・信頼性

YGPI®(YG性格検査®)の信頼性

検査の結果は信用できるものでなければなりません。心理学上の”信頼性”とは、テストで測定した結果が時、または所、人、テストを通じてあまり変化しないことを意味します。
 この信頼性を評価するのに、統計学では相関係数を用い、この相関係数の値を信頼性係数とよんでいます。

内的整合的信頼性 再検査信頼性
D(抑うつ性) 0.92 0.77
C(回帰性傾向) 0.85 0.72
I(劣等感) 0.88 0.74
N(神経質) 0.85 0.78
O(客観性のないこと) 0.85 0.66
Co(協調性のないこと) 0.85 0.58
Ag(攻撃性) 0.70 0.61
G(一般的活動性) 0.81 0.82
R(のんきさ) 0.85 0.74
T(思考的外向) 0.82 0.56
A(支配性) 0.89 0.75
S(社会的外向) 0.89 0.67

YGPIの各尺度の信頼性係数は、表のとおりで、本検査の各尺度に配当されている質問項目が10項目であることを考えると、得られた信頼性係数は極めて高い値であり、満足すべき信頼性が得られていると考えられます。
 従来の向性検査が50項目で0.8程度の信頼性係数であったのに対して、本検査の各尺度の信頼性が、わずか10項目で既にその値に近い数値を示しているということは、各尺度がそれぞれ単独でも信頼性が高く、またD・C・I・N(情緒安定性因子)、O・Co・Ag(社会適応性因子)、G・R(衝動性因子)、A・S(主導性因子)などの尺度群としても、本検査の結果をプロフィールで診断する場合の信頼性は極めて高いことを示しています。

内的整合性とは

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尺度の内部が相互に矛盾的ではなく、測定しようとする心理的方向に合致しているかどうかという条件のことです。
 例えば、巻尺で物の長さを測る時、巻尺をピンと引っ張っておかないと正確な測定は不可能です。
 つまり、質問紙法の検査において、尺度内の各項目の方向性が合致しているということは、巻尺がピンと引っ張られていることと同じ意味を持つのです。
 同様に、尺度内の各項目の方向性がバラバラだと、巻尺がたるんでいる状況と同じ状態になり、正確な測定はできないことになります。
 一般的にこの係数値が0.7~0.9の範囲であれば、信頼しうる性格テストとみなされています。