クレペリン・Q&A

Q1. 日本心理テスト研究所版コンピュータ判定と内田式判定で使用される判定記号は、どのように対応するのでしょうか?

A. それぞれの判定記号は、おおよそ下表のように相当すると考えて下さい。ただし、判定基準の違いにより、若干判定結果に違いが生じる場合があります。

(内田式判定記号は、㈱日本・精神技術研究所の曲線類型判定法によるものです。)
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Q2. スーパークレペリンで使われている、正解チェックとはどんなものですか?

A. スーパークレペリンにおいて新開発されたシステムです。対象は記入された「全解答数」です。それを「正解数」・「誤答数」・「見本数字以外の記入による不読数と×印による訂正」をそれぞれ算出しアウトプットしております。なお、所見として記述していないのは、検査の判定において、作業量と作業曲線の形の良否を重視する判定を行っているからです。従って、型判定・100点法には正答数の要素は含まれておりません。計算については、1桁の単純なものであり、まず間違えなく計算できることを前提に判定しております。

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Q3. 日本心理テスト版コンピュータ判定の判定基準において、性別や年齢による判定基準の違いはありますか?

A. クレペリン検査には、性別や年齢による判定基準の違いはありません。性別や年齢に関係なく、個人に内在する気質特性を見る検査です。同じ個人が数年後、再検査をしても高い割合で同じ判定が出ることが証明されています。ただし、作業量については、30歳代半ばをピークに減少していく傾向があります。


Q4. 数人の受検者の判定を見たところ、型判定や100点法に同じような結果が出ました。どのような形でそれぞれの違いを判断すれば良いでしょうか?

A. 型判定や100点法に、同じような判定が出た場合には、個人判定表の6つの因子得点による判定により、各個人の判定結果の違いを判断して下さい。各因子に打ち出されている○印の位置やコメントにより、どの性格因子に問題傾向があるかがわかるようになっています。


Q5. 定型曲線からの固有変動曲線(*印)が基準ライン上に一直線に並んでいるのに、判定結果が悪い場合があるのはどうしてですか?

A. 定型曲線からの固有変動曲線は、偶然変動を取り除いて描かれています。したがって、その人固有の作業傾向を見ることができます。固有変動が小さく、固有変動曲線が一直線に並んでいても、偶然変動が大きい場合は判定結果が悪くなります。


Q6. 作業量と作業曲線の形の良否のどちらを重視すれば良いでしょうか?

A. 100点法は、作業量に40点、作業曲線の形の良否に60点を配点しています。つまりこの検査では、作業量よりも、性格特徴を表す作業曲線の形を重視しています。したがって、作業量がB段階でも、作業曲線の形に問題が無ければ、作業量がA段階でその曲線に問題が大きいものより、100点法の得点が高くなり、前者の方が性格面や社会適応面において問題がないと考えられます。